当館について our museum

飛驒高山美術館について

当館は、リゾートトラスト株式会社が運営する旧飛驒高山美術館を引き継いだ美術館です。
エミール・ガレの花器「フランスの薔薇」やルネ・ラリックの「シャンゼリゼ・ショッピング・アーケイドの噴水」など、世界中から集められたアール・ヌーヴォー、アール・デコの作品を収集・展示しています。

沿革

  • 1997

    開館

  • 2007

    ミシュラン・オレンジガイド・ジャポンで三ツ星を取得

  • 2009~2018

    ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を6期取得

  • 2020

    閉館

  • 2024

    サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート内にリニューアルオープン

代表ご挨拶

私たちリゾートトラストグループは、2024年春、旧飛驒高山美術館の跡地に会員制リゾートホテルの新ブランド「サンクチュアリコート」の第1号として、美術館を併設した「サンクチュアリコート高山 アートギャラリーリゾート」を開業いたしました。

美術館という新ジャンルに挑戦することができたのは、株式会社紀文の向井鉄也名誉館長との出会いの賜物であり、今回のご縁が無ければ、このような素晴らしい美術館を引き継ぐことは難しかったことでしょう。 当美術館の所蔵作品は、向井鉄也名誉館長が世界中から収集された歴史的に重要な品々を受け継いでおります。

雄大な北アルプスの山々を望む高台に再集結したアートの名品たちは、ガラス工芸家エミール・ガレの工房で掲げた「私のルーツは森の奥深くにある」という言葉をテーマとした「ガレの杜」ではじまり、それぞれのテーマを持った5つの部屋で展示されています。 各部屋はテーマに即した展示環境をほどこし、「光」「音」「香り」によって作品の魅力を最大限に引き出すと同時に、鑑賞空間そのものがアートを体感する場となるようにしつらえました。

壮麗な大自然、歴史的な古い町並みなど素晴らしい立地に恵まれた高山の地、旧美術館から受け継ぐ名称と美術品の数々、そして旅の目的地となる場所「ディスティネーションホテル」を目指す私たちの思いを融合させることで、地域文化のさらなる発展に貢献し、皆様と新たな歴史を積み重ねていくことができれば幸いに存じます。

新しく開館しました飛驒高山美術館を、世界中から訪れる皆様に、より豊かでしあわせな時間を提供できる場所にしてまいります。

リゾートトラスト株式会社
代表取締役社長

伏見有貴

concept 01

ART GALLRY RESORT
煌めきが解き放つ、アートリウム。

ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで三ツ星を獲得した飛驒高山美術館。
その跡地に誕生したのは、今までにない「アートギャラリーリゾート」。
館内には、旧美術館から受け継いだコレクションを展示。

concept 02

刻一刻、光と音がうつろう幻想的な空間。

「うつろう」音楽

飛騨高山の自然の環境音と、数種類の楽器による室内音楽。
周辺の天候や季節、時間帯、人の動きによって、音色や音の要素が変化する。

立体音響スピーカーによる、これまでにない音の体験

合計16台のスピーカーを配置。
奥行きや広がりのある音の響きが体験できる。

色の変化

音楽とともに、展示室の照明の色も様々に変化する。

アロマの演出

季節をイメージしたアロマを導入。
四季ごとの香りで展示室を楽しめる。